松戸ニュース

10/25 化学物質講座 前半

10月25日、予防医学からの化学物質講座を環境フォーラムで
主催し、組合員にも参加を呼びかけ16人で学習しました。
講師は千葉大大学院の森教授を中心に設立されたNPO法人
次世代環境健康学センターの認定資格を取得している、
コミュニケーション広場のチーム・グリーンクリーンさんから
2名に来ていただきました。
 
おふたりは、生活クラブの加入歴が長い先輩組合員。
知ってほしい・実践してほしいという思いから講座
出向いてくれています。
わたしも今回学習したことを少しですがみなさんに共有します!
 
①衝撃!経皮毒
 
環境省の『化学物質の人へのばく露量モニタリング調査結果』に
日本人の血液や尿から検出された化学物質、血中ダイオキシン
濃度のデータがあり、トリクロサン(薬用石けんの殺菌剤) 
ベンゾフェノン(日焼け止め化粧品)、ネオニコチノイド系農薬 
ピレストロイド系農薬(殺虫剤など)などが検出されています。
 
 
薬用せっけんで洗っている人の血液中に化学物質が入っている
のなら、手荒れをしてしまうだけの問題ではないですね。
 
 
アメリカの検査ではお母さんの血液や赤ちゃんのへその緒からも
多数の環境化学物質・ダイオキシン類や重金属などが検出されている
データもあります。
 
 
これらの有害化学物質が体の中でどんなことをしてしまうのか?
ホルモンとして甲状腺に付着すると体は勘違いし正常なホルモンが
出にくくなるということだそうです。
(有害化学物質は環境ホルモンと言われる)
影響が疑われる疾患は、生殖器、神経系、免疫系などに多く、
喘息は40年の間に日本では10倍も増えているそうですよ。
 
 
また、汚染されているものを食べた後の被害もありますよね。
工場排水から出た有機水銀に汚染された魚を食べた母親と胎児に
被害が現れた水俣病。
当時、胎盤には防御機能が携わるため胎児は守られると考えられて
いましたが実は有害物質を通してしまうことが分かりました。
 
 
生活クラブで毎年2月頃取り組みをする「きばるの甘夏」は水俣で
漁ができなくなった漁師が、汚染のない山での甘夏栽培をはじめ、
被害者にも加害者にもなりたくないという強い思いから、農薬を
極力減らした甘夏を生産してくれているんですよ。
 
 
②自然豊かな場所は安心??
実は南極の氷から高濃度のPCB(人工的に作られた主に油状の
化学物質、日本では製造中止・輸入禁止)が検出され、あざらしを
食べるイヌイット人の体内や母乳からも検出されているそうです。
 
化学物質は大気の動きにのって地球を長距離移動し、本来汚染が
少ない地域にまで届き蓄積されています。
アザラシは化学物質が蓄積しやすい脂肪が多い動物なので、
それを食する人体にも影響が出ているんですね。
 
 
次のブログでは家庭で防げる対策です。

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