甲状腺検査活動中間報告会

 9月26 日、船橋市勤労市民センターにて、2012 年度の甲状腺検査活動報告会を開催し、30 人が参加しました。

講師は、昨年度生活クラブふくしまに出向し検査活動に関わってきた倉形正則さん、リフレッシュツアーin 千葉2013 の企画・運営を行った山崎倫一さん、2 人の虹の街職員です。
 甲状腺検査活動は、「福島の子どもと知る権利を守るための活動」の一環として、福島と全国各地域との甲状腺検査結果の比較、福島県外でセカンドオピニオンとして甲状腺検診を実施してくれる医師の募集、と同時に子どもの早期検診、ひいては脱原発活動にもつなげる目的で実施し連合全体で612 人、虹の街では26 人が参加しました。
 
生活クラブの調査では福島県の調査より、甲状腺結節の保有率が高くなったこと、その要因として年齢分布、男女比が違うことや福島県の検査は検査人数が多いので検査精度が粗いのに対して、生活クラブの検査は医師が時間をかけて検診したこと、検査機器のばらつき、胸腺組織の誤診などが考えられることが報告されました。
 
 本来、健康被害未然防止の観点から福島県内外問わず、国が定期的な健康診断を実施するべきですが、市民自らの検査活動は福島県の甲状腺検診の監視にも大きな意味を持ちます。
 一年だけの活動では単純な比較が難しいからこそ、継続した活動が必要であると感じました。他にも、福島の子どもたちは福島県内でセカンドオピニオンを得ることができず不安な思いをしていることや、リフレッシュツアーの参加者が、千葉県内の(検査活動に協力してくれた)医療機関で検診を受け、丁寧な検診と説明にとても安心していたようすも報告されました。
環境委員長  榊原樹子
*甲状腺結節:他の点では正常な甲状腺組織内に普通に生じてくるしこりのことで、通常、結
節が癌か良性かの判断は細針生検を行う。
 
(コルザ2013年11月No.340より)

ページの先頭に戻る