「食べるチカラ」・消費材のある食卓作りキャンペーン

食について考える。

生活クラブ連合会では今年の春と秋に「食べるチカラ」キャンペーンを実施します。 これにあわせて生活クラブ虹の街でも「消費材のある食卓作り」キャンペーンを実施します。4月から春のキャンペーンが始まっています。 虹の街副理事長の辻成子(つじ しげこ)さんにキャンペーンへの思いを聞きました。

 

・・・今年のキャンペーンまでの経緯について教えてください。

辻:昨年9月から11 月にかけて「35 万人の消費材アクション」を行いました。 5%値引きの対象となった47 品目の消費材の利用は伸びましたが、全体としての利用は上げられませんでした。 しかし、35 万人アクションで得られたことは、組合員や職員が消費材について共に学び伝え、利用を呼びかけるという協同組合本来の活動を再認識できたことです。 生産者の話を実際に聞いて、消費材を食べてその価値を話し合う大切さを知り、そうすることで人の輪ができました。 それがコミュニティの基になって広がることで利用や仲間を増やすことにつながると話し合いました。

・・・「食べるチカラ」キャンペーンと「消費材のある食卓作り」キャンペーンについて教えてください。

辻:連合会では「食べるチカラ」キャンペーンを実施しています。 企画の段階で虹の街の活動を考えました。 食とその広がりを考え、単品の消費材を中心にした食卓の風景を想像して虹の街も「消費材のある食卓作り」のキャンペーンを企画しました。

・・・食卓のイメージについて教えてください。

辻:食卓のイメージするところは、食事をする空間ということだけでなく、できるだけ時間を合わせて人が集う。 それは、家族とは限りませんね。 そして、ただ食べるだけでなく、会話をすることも大切だと思います。 わが家では「みんなが集まることが一品(おかずが増えたことになる)ね」と言っています。 こうした食卓が一番小さなコミュニティで、中華料理屋さんの円卓みたいなものをイメージしています。

 

・・・食についてはどんな風に考えますか?

辻:「食が体をつくる」と思っています。 健康でいるためには、どんな食を組み立てていくか。 食べているものがいろいろに作用して体を維持できると思うんです。 そしてそれは日々の積み重ねが大切です。 無理をしてごちそうをつくらなくていいと思います。 料理が苦手という人は、自分の得意料理を一つずつ増やしていくといい。 だんだん短時間でできるようになります。 「またつくってね」という声も応援になりますね。

・・・食を設計することについて

辻:食事をつくるのって、食材だけではなく、道具や台所、つくる技術、時間も加わると思います。 時間がなければないなりに食事をつくることもできます。 道具や食材を備えることで時間も手間も省く、共同購入で体にもお財布にもやさしい食の提案ができたらと考えています。

・・・辻さんが講師になる講座があるそうですが。

辻:食をテーマとした4つの講座を、2013 年度のコミュニケーションひろばに加えました(下表)。 単なる調理実習ではなく、自分のスタイルに合わせて食の組み立てができるようにと考えています。 詳しくはブロックに問い合わせてください。 食という字は人を良くすると書きますね。 食を大事にしてほしいと思います。 一緒に食を考えましょう。

 

(コルザ2013年6月号No.335掲載) コルザバックナンバーは書庫に掲載中

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