15名を超える参加者で、いつものように五月雨式にスタート。
知った顔もお初の方も、自然体で馴染めるのがLa Vitaの空気感かと思います。
調理室いっぱいに広がって、お喋りしながら昆布を巻き巻き♬
そして、内容は、今回も意外にハイレベルなのでした。
 

１. リピータの方に加え、新しい顔ぶれもあった。目的は昆布巻きとのこと。

２. 昆布巻きをシャケとしゃぶしゃぶ肉２種類作った

３．豆ご飯・練り物のすまし汁・ぬたのデモ調理を行った

４．粒状石けんと漂白剤で、煮洗いをした

５．参加者の方から、2019年の振り返りと2020年の抱負を話していただいた

成果

１. みついし昆布はなぜ美味しいか、その等級と品質、品質管理について話した。シャケが捕れなくなっている海に温暖化の波が来ていること、家畜が温暖化ガスの排出原因であることも伝えた。昆布巻きは多少の酢を入れるので、弁当にも最適。

２. 塩素とは違う方法で汚れを落とし、布製品を清潔に長持ちさせる方法を提案。布巾は見事にきれいになった。色物であっても綿製品であれば長く利用できると理解いただいた。

３. 消費材はシンプルな調理法で美味しくいただける、石鹸シャンプーに興味を持った、簡単なのに美味しい調理法がある、1年で生活が変わった、昆布巻きはお弁当にも使えそう、仕事復帰しても訪れたい等々、嬉しい一言をいただいた

４．いくら札束を積んだところで、一粒の米もできないし、昆布に変えることはできない。消費者は生産者の手と配送の道を通らなければ、一粒の米を手にいることすらできないと自覚し、危機的状況にある日本の農業漁業を食べ支えない限り10年後の食はないと伝え続ける。