遺伝子組み換え作物食べたくないと思ったら

遺伝子組み換えって何だろう?

 
 人間は歴史の中で、同じ種類や近縁の作物などを交配して、より良い品種を生み出してきました。しかし、その作業には 時間がとてもかかりますし、うまくはいかないこともありました。
 一方、より良い形質をもつということは、その形質を生み出す遺伝子を持っているということですから、ほしい遺伝子だけを細胞から取り出して、他の細胞の遺伝子に組み込ませるということを、人間が技術的にできたら、時間はかからずに、ほしい形質をもった作物などを自由に作り出すことが出来ます。
 しかし、そうなると、従来のように同じ種や近縁種をかけ合わせる品種改良とは違い、たとえば、トウモロコシにバクテリア(細菌)の遺伝子を組み込ませるなど、自然交配では絶対ありえないようなものを作り出すこともできます。
 このような技術で、新しい形質を持たせようとするのが、 遺伝子組み換えバイオテクノロジーです。
 

食べ物として体に入ることが不安・・・ 

 
 GM作物を食べつづけたネズミやラットが、健康を害している(死亡率の上昇や免疫力の低下、アレルギーの発生など)という、GM作物の安全性に疑問を投げかける多くの実験や研究例が報告されています。
 一方で、何の変わりもないという実験結果の報告もあります。どちらの結果を自分として選択するかは自由ですが、日本では表示制度が不十分なため、消費者は、GM食品を食べたくない人でも選択することが出来ません。知らないうち食べているのが、現状です。
 たとえば日本では、しょうゆや食用油のような加工品は、「原料がGM作物」であったとしても、食材になった時点で  遺伝子タンパク質が残っていないとして、表示義務がありません。また、原料の重量比が5%未満であれば、表示しなくてよいのです。一方、EU(欧州連合)では、原料がGMであれば、すべて表示義務があります。
 また、肉や卵・牛乳のもとである、豚・牛・鶏のエサに使われていても、表示義務はありませんし、GMトウモロコシのでんぷんは、たくさんの添加物や原料へとかわり、いろいろな食品に目に見えないうちに混入していますが表示義務はありません。生活クラブで扱っている消費材のうち、せっけんなどの 生活雑貨と青果物を除いたほとんどが、GM対策をおこなっています。つまり、一般の食品は、ほとんどGMで汚染されているといっても過言ではないのです。
 

GM(遺伝子組み換え)食品を食べないということは、私たちの未来のための「社会運動」です

 
 「社会運動」とは、世の中の問題を解決するために行う「行動=アクション」をいいますが、生活クラブはその「運動」を、だれもが、家に居ながら継続することができ、そして、その  運動を広げられるという形に変えました。その1つが、「消費材を使うこと」で、もう1つは、「知り合いに生活クラブを紹介する」(運動を広げる)ことです。
 生産者は、畜産の飼料すべてや、食材の細かい副原料にまで、GMが入っていないかを調べ、排除する努力をし続けています。
 私たちは、1つでも多く消費材を利用し続け、生産者とともに、未来の地球環境を守る運動に参加していきましょう。
 

GMOフリーゾーンとは?

 
 GMOフリーゾーンとは遺伝子組み換え作物が栽培されていない地域のことをいいます。1999年にイタリアで始まったこの運動は世界で広まり、日本では2005年1月に滋賀県の針江げんき米グループが全国で初めてGMOフリーゾーン宣言をしました。生活クラブの農産物の生産者も宣言し、面積を登録しています。全国の登録面積は・・・、また、GMOフリーゾーン宣言の看板を農地などに設置しています(千葉県には、旭市、千葉市花見川区、山武市に大きな看板が設置されています)。
 消費者が遺伝子組み換え作物はいらない、食べないといって支えているから生産者が栽培しないと言い続けることができます。
 

遺伝子組み換え食品はいらない、食べたくないという気持ちをサポーター登録して表してみませんか!

サポーター登録フォームの項目にチェックしながら登録に進んでください(組合員でない方も登録できます)
 
 

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