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東日本大震災復興支援ボランティアレポート5

生活クラブ虹の街
髙橋 孝一
期間:2013年11月15日(金)~17日(日) 場所:仙台市太白区/亘理町


<ボランティア報告1日目>

9:20上野駅に集合。メンバーは私と風の村の方1名、ガンバの会の方2名の計4名で現地に向かいました。12時過ぎに現地事務所のある最寄り駅「長町」に到着。       

その後事務局の共生地域創造財団・大河内さんが車でお迎えに来てくださり、事務所まではものの数分で着きました。その後事務所で作業内容の確認。初日の作業は農業支援。長靴を借り、再び車に乗り込み作業を行う亘理地域へ。約40分の道のりでした。
道中車窓を眺めて感じた事、事務所などがある内陸部は車の交通量もあり何事もなかったかのような光景でした。しかし車が海岸の地域へ近づいていくにつれて、建造物が減り塩害の被害を受けた田んぼなどが目に飛び込んできました。以前家屋があったと思われる所には基礎だけが残り、その光景に胸が痛くなりました。同じ方向にひしゃげた鉄柱も津波の威力の凄まじさを物語っていました。ただ瓦礫はほとんど撤去されていて復興にむけて少しずつ進んでいる事も感じました。『いちご団地』なるいちご栽培の新しいビニールハウス群も壮大なスケールで建っており、亘理地域の名産品が復興にさらなる拍車をかけていく事を祈念してやみません。
作業をお手伝いする現場に着いて、農家の方と一緒に作業を開始。主に傷んだトマトの茎を土から抜き取る任務でした。初日は到着時刻も遅かった事もあり、約2時間で作業は終了。日没も関東よりも早いように感じました。16時頃作業を終えて、事務所への帰路につきました。
 

<ボランティア報告2日目>

2日目も初日同様、亘理地域でトマト畑の作業でした。天気にも恵まれ、出だしは作業が順調に進みました・・・が、後半になってくると情けない事に体が痛くなってきて・・・中腰での作業が大変でした。農家の方々のご苦労、身もってわかりました。これからも大切に農作物を食していかねばですね。休憩中は農家の方から震災当時の事をお話し頂きました。辛い過去であるのに・・・。この地域は海から約1.5kmとの事でしたが10m近くの津波がきたといいます。“黒い壁” がせまってくる感じとも・・・とてつもない恐怖だったと思います。現在は1.5km先の海岸沿いに高さ7.5mの防波堤を建設中でした。減災に向けての取り組み、もう二度とこのような悲劇を生まない為にもとても大切だと思いました。

作業が終った後は、畑で採れたさつまいもをふるまって頂きました。ほくほく温かく甘くておいしい!!きれいな夕暮れとともに2日目が終了。農作業は1日半という短い時間での支援でしたが、農家の方々にとてもよくして頂き貴重な経験が出来ました。
 

<ボランティア報告3日目>

ボランティア支援最終日。この日は共生地域創造財団の事務所で冬物衣類の仕分け作業を行いました。大人用の衣類を男女別にダンボールへ仕分ける作業です。全国の皆さんからの善意が沢山集まっておりました。ダンボールへ仕分けた物はトラックへ積み込み任務は終了。約2時間ほどの作業でした。最終日は午前中で作業終了。3日間お世話になった共生地域創造財団の大河内さんに最寄り駅まで送って頂き、帰路につきました。

 

このボランティア支援に参加させて頂いて、どこまで相手の方が望む作業支援を行えたか、自分の中でお役に立てたか不安ではありますが、とても貴重な経験となりました。今後もまだまだ継続して復興支援は必要だと思います。微力ではありますがこれからも機会があればこのような活動に参加できればと思います。

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