5/16㈫「NPO法人せっけんの街」手賀沼工場見学
5/16㈫「NPO法人せっけんの街」手賀沼工場に行って参りました。
<真っ白がいいこと!?>
真っ白なTシャツ、真っ白な紙、真っ白なレースのカーテン・・・。私たちの身の回りにある真っ白なものの多くには、「蛍光増白剤」が入っています。ブラックライトで照らしたときに青白く光るものの正体は、この蛍光増白剤です。
真っ白に洗い上げるのを謳い文句にした合成洗剤にも、この蛍光増白剤が入っていますね。下の写真を見て下さい。
ブラックライトを当てた二つの肉まんです。左の肉まんはなぜ青白く光っているかお分かりですか?それは、蛍光増白剤入りの合成洗剤で洗ったふきんを使って蒸した肉まんだからです。ふきんに付着した蛍光増白剤が肉まんにもしっかり付着しています!!衝撃の事実でした。
<せっけんを上手く使うコツ>
せっけんはいいと分かっていても、食器洗いでは油のベタベタが残ったり、洗濯ではせっけんカスがついていたり・・・、上手く使いこなせないこともあります。
これについて、「NPO法人せっけんの街」副理事長の川野美津子さんは、「大事なのはひと手間かけること」とおっしゃいます。例えば、食器についた油汚れは、ふき取ってからせっけんで洗う。洗濯せっけんはよく泡立てる(せっけんカスは水が白濁した状態でつくそうです)など。
<せっけん生活をもっと身近に>
以前は各地域にせっけん委員会があり、組合員にとって、せっけんはとても身近な存在だったそうです。今は気軽に情報交換ができる場が少なくなったため、せっけん利用者がずいぶん減ったとのこと。「もしせっけんに興味があれば、いつでもどこでも喜んでお話にいきますよ。工場見学も大歓迎です!」とスタッフの皆さんはおっしゃいます。
今回は、大釜でせっけんを焚いて、それを粉にして袋詰めにする。という一連の作業工程も見学することができました。とても貴重な体験でした。
せっけん作りが見たい!せっけんの使い方のコツを教えて欲しい!等々、ご興味のある方は、是非一度「NPO法人せっけんの街」に足をお運び下さい。目からウロコの貴重なお話を聞くことができます。
Yuki.K