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5-16 豚肉学習会@茂原

5月16日(火)茂原の中央公民館で平田牧場の豚肉学習会が開催されました♪

最初は生産者(株)平田牧場の門脇さんのお話です。平田牧場のこだわりをスライドを見ながらじっくり聞きました。

市販の豚は効率を最優先し空調が完備された窓の無い設備で飼育されているそうですが、豚の健康を無視した育て方となり抗生物質など薬の多用に繋がるそうです。

平田牧場では出来るだけ豚のストレスを少なくして健康に、免疫力を損なわないよう育てるため自然の光や風が入る開放型の豚舎で育てています。

飼育日数も市販の豚は180日程度で出荷されるところ約200日の時間をしっかりかけて育てられています。

エサは必要な栄養素の詰まった配合飼料で、市販品では安さ重視でコストを下げていますが、平田牧場では非遺伝子組み換え、収穫後農薬散布されていないトウモロコシや大豆粕、旨味のある肉にする為にエサにするには贅沢な大麦を混ぜているそうです。国内自給率を上げることも重要視して豚一頭あたり生涯で60キロの飼料米をエサに混ぜるそうです。

トレーサビリティもしっかりと管理され、いつ、どこで、だれが、どのような環境で、どのようなエサを食べて育ったか辿ることが出来ます。

豚の品種にもこだわり、丈夫で肉にサシが入る品種と、健康な子豚を沢山産む品種、旨味と肉質のきめ細かさが抜群の黒豚種の3つの品種の豚を掛け合わせているそうです。

今回はいつも加工場で枝肉を部位ごとに解体している生産者の方が、一頭の半分の枝肉を手際よくさばいていくのを目の前で見る事が出来、貴重な体験をする事が出来ました!1頭からどの部分がどれだけ取れるかや、ブロック肉の切り方、それぞれの部位に合った調理法の説明つきでモモ、ロース、肩ロース、バラ、カタ、ヒレ、豚トロ等に切り分けられていく様子をじっくり見ました。ブロック肉を上手に切るコツは肉の繊維に対して直角にきることにより食感が良くなるそうです。繊維が交差しているカタとモモはお刺身を切るときのように肉に対して斜めに包丁を入れるとよいそうです。

それを切り分けて塩コショウで焼肉にしてそれぞれの部位を食べ比べてみました。

厚めに切ったお肉も柔らかくて旨味が強く美味しい!脂ののった部分もサラッと食べれて沢山たべても胃もたれなし。それぞれの部位の味も確かめることが出来、大満足でした!

生産者の方の話では肉の旨味は脂肪の部分に詰まっているとのことでした。

今各家庭に届いているお肉は5年前から生産の計画を立て、育てられた豚だそうです。

今回参加された方々も大切に育てられた豚の生産過程に想いを馳せることができ、貴重な場となったと思います。

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