11/14 せっけんの街工場見学
11/14(火)NPOせっけんの街手賀沼工場見学に
環境フォーラムのメンバーで行ってきました。
環境フォーラムのメンバーで行ってきました。
千葉独自品のカタログで扱っている
・せっけんの街
・あんしん
2つの、粉せっけんを作っている工場です。
つくばエクスプレス柏たなか駅から徒歩10分程の
工場地域にあるタイムスリップしたような工場が
せっけんの街。
工場地域にあるタイムスリップしたような工場が
せっけんの街。

せっけんの街は、高度経済成長の時期に泡に覆われて
汚染された手賀沼を汚す加害者になりたくないと立ち
上がった生協、漁協などの運動から始まりました。
汚染された手賀沼を汚す加害者になりたくないと立ち
上がった生協、漁協などの運動から始まりました。
1984年に工場が建設され、現在も当時の建物のまま稼働
されています。
されています。
せっけんの街の特徴は家庭などからの廃食油をリサイクルし、
安全なせっけんを作り、使い環境を守る活動です。
利用がピークのときは窯でせっけんを年50回作って
いたのが今では年15回。
消費材に様々なせっけんの取組が増えるなど要因は
あるかもしれませんが、かなり利用が減っていることを
知りました。
知りました。
工場内はクーラーがなく、釜の熱さで室内は高温、
またせっけんの粉が舞う中での作業はとても過酷ですが、
良い品を作る思いで丁寧に作業されています。
またせっけんの粉が舞う中での作業はとても過酷ですが、
良い品を作る思いで丁寧に作業されています。
真夏は体力を考え釜炊きはお休み。
それでも暑い中での作業は、とても心配になりました。
通常窯で作られたせっけんは、ポンプで汲み上げ、
最後に残った200キロは手作業で出すそうです。
最後に残った200キロは手作業で出すそうです。
深い大きな釜に入り、はしごを使いながら外に出す作業…
言葉にならないくらいでした。

この大変な作業をするのは2名。
2名だけで釜炊きやせっけんとして使えるまでの
作業をしていることに驚きました。
工場内はせっけんの粉が雪のように、隅や天井近くに
たまっています。
たまっています。
せっけんを作る時や袋詰めの時は粉が常に舞います。
マスクはしているものの長年作業し続けていても
健康被害がないのはせっけんは安全ということが言えますね。
マスクはしているものの長年作業し続けていても
健康被害がないのはせっけんは安全ということが言えますね。



せっけんの街の川野副理事(松戸ブロック組合員)の話しでは、
せっけんの歴史は5000年と長く、食物油などから作られていて
排水は1日で分解されます。
排水は1日で分解されます。
せっけん液にかいわれの種を撒いても育つんですよ!
一方、主に石油から作られる合成洗剤の歴史は100年未満と浅く、
開発途中。
開発途中。
合成洗剤の成分は、人や生態系に有害な恐れがある化学物質に
指定されている「LAS」などが含まれ危険性もあること
を知ってほしいと話されていました。
指定されている「LAS」などが含まれ危険性もあること
を知ってほしいと話されていました。
見学を終えたメンバーの感想は、
・過酷な作業を安心安全のためにどれだけ苦労しているのが
わかりました。
わかりました。
・利用することで生産者を支え環境を守ることができるんだなと、
あらためて気付くことができました。
・人体や環境の影響を考えるともっとたくさんの組合員に利用
してほしいと思いました。
してほしいと思いました。
最後に、せっけんの街になくてはならない存在で
継続33年働いている障害のある従業員さんの紹介が
ありました。
継続33年働いている障害のある従業員さんの紹介が
ありました。
楽しそうに働かれている姿から、やりがいのある仕事が
適量にあり、周囲から頼りにされているという満足感と
安心感が伝わってきました。
適量にあり、周囲から頼りにされているという満足感と
安心感が伝わってきました。
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