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2/8 小野田製油所工場見学会

2月8日(木)松戸ブロックで活躍中のビオサポマイスターさんたちと一緒に
総勢12人で、ごま油の生産者さんを訪ねました(^^)
東京目白からバスで数分の都会に現われた、レトロな洋館に
瓦屋根の日本家屋が繋がった風情豊かな大正時代の建物!!
ここが、江戸時代から続く小野田製油所さんです(^^♪
*胡麻油の専業会社は昭和29年に創業
 
工場の入口には井戸があり、その向かい側に、
篩(ふるい)にかけられた大量の胡麻たちが!
小野田さんでは特Aランクというグレードの高い胡麻を使っています(*^^*)
それは、次の工程でよくわかりました!
創業時から使われているレンガ積みの窯で、時間をかけてゆっくりと
焙煎された胡麻たちが香ばしく香っています♡
そして、その炒りたての胡麻を食べてみて、
美味しさに参加者一同びっくりです!
窯にくべる薪はナラやクヌギなど。
日本人が古くから里山に植えて親しんできた木ですね(^-^)。
炭になって、灰になるまで放っておき
低い温度で焙煎することで、胡麻の甘味が出るのだそう(^^)
 
摺りごまにした胡麻を蒸し、いよいよ圧搾です!
驚いたのは、ずらりと並んだ昭和レトロで風格のある搾油機\(◎o◎)/!
何でも江戸時代の搾油方法をもとに日本で開発された鋳鉄製の機械だそうで、
全国に僅か40台しかなく、内11台を所有され、
こうして現役で使われているのだそう。
古いものを大切に使い、伝統を守る姿勢に感動しました(*^^*)

蒸された胡麻を桶に入れ、木綿のマット敷き詰め機械にセットすると、
桶の乗った台がゆっくりと上昇し、
上の丸い御影石や鉄の玉(ボールの底のよう)に押し付けられ
じ~わ~っと胡麻油がにじみ出てきます!
社長の小野田さんに舐めてみてくださいとおっしゃって頂き、
搾りたての胡麻油を頂きました!それは今までにない、胡麻の美味しさ!
参加者からは、「ゴクゴク飲みたい!」の声まで上がりました!
 
さて、搾って終わりではありません。今度はこの油を濾過します。
初めに木綿のフィルターで、その後一昼夜静置し次に和紙の袋で漉します。
この和紙は埼玉の小川町の和紙を小野田さんのところで、小麦粉糊を使い
袋状にしているそうです。この袋1つ1つに流し込まれた極上の胡麻油は
透明感があって黄金色に輝いていて美しいです!

ここまで、すべて手作業で行われていましたが、次の工程では
小野田社長「うちで唯一自動です」とおっしゃって、缶に油を充填する作業を
見ていると、これまたレトロな天秤量りが!分量は目分量ではなく正確に
詰めていました(^-^)が、ほぼ手作業で、思わず笑ってしまいました(^^)
これだけの手間暇かけて作られる胡麻油は、一日に24缶入りで
50ケース程しか作れないんだそうです。
 
見学の後、胡麻油100%で揚げた天ぷらをご馳走になりました(^^)v
これが、サラッと食べられる軽~い、サクッと美味しい天ぷらでした♡
天ぷらを100%胡麻油でなんて贅沢に思われるでしょうが、
このように優しく搾った胡麻油は栄養素がそのままなので、
抗酸化物質(セサミン)の効果により酸化しないのだそう。
身体の酸化(老化)も防いでくれます!(^^)!サプリよりずっといいです。
しっかり冷ました後フィルターで漉して、
最後の一滴まで使いきれるそうですよ~
これなら、使用済油の処理にも困らないし、お財布にも優しいですね♪
*他の油と混ぜると酸化するので、混ぜないで使ってくださいとのこと。
セサミンの他にも、人間の体の細胞膜の基となるリノール酸や、
悪玉コレステロールを減らすオレイン酸なども含まれているそうです。
焙煎や圧搾工程で高い温度と圧力をかけて、薬品も使い絞られる胡麻油と違い
時間をかけて丁寧に、胡麻に優しく絞った油は、人にも優しいんですね(^^)/
是非、使い続けたいと思いました(^^♪
(るりるり)
 
★クイズ
油を搾った後の胡麻は、トンカチじゃないと割れないくらい固い塊なのですが、それはどこへ行き何になるのでしょうか?
①お菓子の生産者へ行き、クッキーになる
②鶏卵の生産者へ行き、鶏のエサになる
③野菜の生産者へ行き、肥料になる
 
★答えは…② 
千葉の組合員が食べている鶏卵「あいこっこ」の鶏も食べているんですって。
私も味見しましたが、クッキーにいれてもいいねってくらい栄養がありそうで美味しかったですよ。
 

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