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祝★日本一!豚肉キャンペーン

 


豚肉の提携生産者㈱平田牧場が「第1回飼料用米活用畜産物ブランド日本一」の農林水産大臣賞を受賞しました。
これは生産者の努力の賜物であると同時に、私たちが豚肉を食べ支えてきた成果でもあります。

使われていない田んぼを活用して飼料用米を育て、豚の飼料の自給率を上げ、日本型循環畜産業を推進する――。1996年に生活クラブ、平田牧場、JA庄内みどりの連携で始まった「こめ育ち豚」の取組みは、現在では全国に広がり、国も後押しする事業になりました。

 

【組合員のみなさまへ】

受賞を記念して『すすめ!豚肉キャンペーン』で10月2回まで毎週豚肉の値引きアイテムが登場します。この機会にぜひご利用ください。(デポー(店舗)はキャンペーン対象外)

飼料用米が実現した循環型農業

飼料用米の取組みは組合員からの提案

1990年代の日本では米の消費量が減るのに伴い、使われない田んぼが各地で増えて耕作放棄地が問題になっていました。その一方で、豚や鶏などにあたえる畜産飼料は、海外からの輸入に頼っていました。このような状況を知った生活クラブの組合員は「使われていない田んぼで飼料用の米を作り、豚にあたえることはできないか」と提案。生活クラブと豚肉生産者の平田牧場(山形県)は地域の米農家の賛同も得て、1996年から飼料用米の実験をスタートしました。2004年には山形県のJA庄内みどり、遊佐町、山形大学とも協力して飼料用米プロジェクトを結成。農地の有効活用や食料自給力の向上をめざしました。20年以上たった現在では、平田牧場で育つ豚はすべて飼料用米を食べた「こめ育ち豚」に。一頭あたり73.5kgの飼料用米をあたえています。

地域経済を支える注目の農業に

飼料用米をきっかけに産地では農業と畜産の循環が生まれました。豚が飼料用米を食べ、その排せつ物は有機肥料となって野菜や飼料用米づくりに使われ、再び豚が飼料用米を食べる――このような生産物の循環が、農業や地域の活性化につながっています。今では地域経済をも支える取組みへと発展し、循環型農業のモデルとして注目を集めています。

そして2018年、平田牧場は第1回飼料用米活用畜産物ブランド日本一の農林水産大臣賞を受賞しました。

これは「こめ育ち豚」を食べて支えてきた組合員の成果でもあります。

豚肉以外にも飼料用米をあたえた畜産物は鶏卵や鶏肉などにも広がっています。

生活クラブの組合員が畜産物を利用しつづけることで、循環型農業の広がりを支えることになります。

これからも提携を通じて国産自給力アップをすすめましょう!


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