「聞いてみよう!お米の話 みんなで食べよう!おにぎりを」開催報告
7月12日生活クラブ虹の街地域交流スペース渚にて、3名の生産者を遊佐町からお招きして、遊佐消費地交流会が開催されました。
遊佐町共同開発米部会の池田さんから、たくさんの映像を見ながら遊佐の魅力、遊YOU米が収穫されるまでのお話を伺いました。
遊YOU米は現在「ひとめぼれ8」:「どまんなか2」のブレンド米。
品種を2種類にすることで収穫期がずれ、作業のスケジュールが組みやすく、天候被害などのリスクを減らせるそうです。
「田植えの後も除草したり追肥したりとすること沢山あるんですよ」と池田さん。
遊佐の田んぼで作られた飼料用米は平田牧場で豚のエサになり、排泄物は有機肥料になり、田んぼや畑に戻っていく。
お米も野菜も地域循環の輪の中にあるのが実感できて嬉しいと話していました。
JA庄内みどりの川俣さんからは、水環境を守る石けん活動の実績、遊YOU米は農薬回数を通常の半分以下に抑えた特別栽培米とのお話を伺いました。奥羽山脈から吹きおろす風により風通しがよく虫や病気がでにくい環境だということでした。
辻成子さんは、生活クラブ虹の街の元副理事長。組合員活動を経て遊佐の魅力を知り、移住に至った経緯などをお話しして頂きました。今では消費材にもなっているおこし作りなどもされているそうです。
昼食は現在開催中の「おにぎりチャレンジ」でエントリーされた3種類を生産者と参加者で一緒に作り、遊YOU米の美味しさやお米の大切さを感じながらいただきました。
池田さんも仰っていたように、
生産者の顔だけではなく、直接お会いして話を聞きながら想いを共有できる。そして共感し美味しくお米を頂く。組合員の声も直接届けられる。
この循環がとても素敵だなと改めて感じることができる時間となりました。