1／25  センター松戸にて、生産者グループきばる　高橋昇さんをお招きし、25名の参加者が集まりました。

きばるとは『がんばる、踏ん張る』という方言からきていることに少し胸が熱くなりました。
皆さんの思いが詰まった名前だと知りました。


水俣病の被害が出て、以前は漁師だった人達が甘夏を作っていることに驚きました。
漁業から農業と全く違うお仕事をしなければならなくなったこと、一からのスタートではじめられていたことに衝撃を受けました。

市場ではヘタが取れないよう薬剤が使われていることを知りショックでしたが、甘夏の皮を食べるという発想がなかった為、きばるの甘夏は安心して皮まで捨てずに食べられることができることを知り、生産者さんの思いに感謝しました。

甘夏みかんを作るのに何年もの時間がかかり育てた畑の後継者がいない現実も知りました。

最後は生産者を交えて甘夏を使ったお料理を頂きました。
ちらし寿司に甘夏をのせる斬新なアイデアがとても鮮やかで、酸っぱさが美味しさを引き立ててくれました。
他に豚肉のマーマレード煮、甘夏のサラダ、クッキーとお料理のレパートリーも増えました。

安全で美味しいだけではなく、水俣病を風化させない為にも、きばるの甘夏を手にとることで思い出し、味わって食べたいと思います。

（ゆかりん）