7/4(木)、講演会「教えて！印鑰さん　ゲノム編集食品がやってくる！？」に参加しました。
講師は遺伝子操作や種子の問題について幅広く活動されている 印鑰智哉(いんやくともや)さんです。
当日は100名以上の参加者が集まりました。



これまで『ゲノム編集』という言葉もちょっと聞いた位でしたし、
他にも聞いたことのない単語がたくさんありましたが、印鑰さんがわかりやすく伝えてくださり、
どいういうものなのかが見えてきました。

遺伝子組み換えについてなんとなくの知識がありましたが、
今回、ゲノム編集と遺伝子組み換えとの違い、
そもそもゲノム編集というものがどのように作られてきたか、などもよくわかりました。

両方の仕組がしっかりわかったと同時に、恐ろしさも感じました。
遺伝子組み換えで生産性が上がってないという現実。
ゲノム編集された作物を摂取することによって、ガンやアレルギーの懸念が高まり、自然界の生態系も変えてしまう…
何の為のものなのでしょうか。



海外では遺伝子組み換え作物が排除される傾向にあります。
オーストラリアでは有機のものが多くスーパーに並んでいるなど、他の国の動向に少し安心出来た反面、
日本では食に関して種子法が廃止されたり、悪い方向に向かっている点もあり、
子どもたちの未来に不安を感じました。

では、食の安全を守るために何をすればいいのでしょうか。
まずは私たちがゲノム編集食品への反対を個々に訴えることが大事です。
自分たちの子どもがおじいちゃんおばあちゃんになった頃、安心して暮らせるように、
私たちが出来ることを小さなことからやっていかないといけないなぁとヒシヒシと感じた講演会でした。

知らないことはとっても、怖いです。
まずは、身近なところからでも少しずつ伝えていきたいと思います。

（kaori）