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ゲノム編集トマト苗の小学校への配布反対活動

生活クラブでは、「疑わしきは使用せず」の観点から、遺伝子組み換え作物・食品は扱わないことを基本としています。

↓生活クラブ連合会HP
生活クラブの遺伝子組み換え対策


遺伝子組み換え作物に加え、現在はゲノム編集食品の流通にも懸念があります。不完全ながらも表示義務がある遺伝子組み換え作物に比べ、ゲノム編集食品は、厚生労働省に届け出を提出するだけで流通でき、表示の義務もありません。


筑波大学発ベンチャー企業のサナテックシード(株)が開発したゲノム編集トマト(GABA高蓄積トマト)「シシリアンルージュ」。2020年12月届出が政府に受理され、日本での流通が可能となりました。その販売権を持つパイオニアエコサイエンス(株)が、2023年春にシシリアンルージュの苗を小学校に無料配布するとの情報があります。子どもたちがゲノム編集トマトを栽培し、それを食べても大丈夫なのでしょうか。

フォーラム開催報告

生活クラブ虹の街では9月10日に、安田節子さん・久田徳二さんを講師に招き、オンラインでフォーラムを開催しました。アーカイブ配信申込を含めて160名を超える申込がありました。



フォーラムの後半では活動の取り組みとして、生活クラブ虹の街、なのはな生協のそれぞれの活動と今後私たちにできる事として「小学校への要請文提出」アプローチ方法を共有しました。

▼生活クラブ虹の街の活動
生活クラブ虹の街では2022年7月に各自治体へ「受け取らないでほしい」と要請するとともに、質問書を送付し、各自治体の回答を共有しました。
<回答結果>
54自治体のうち25自治体から回答 受け取る:0件、受け取らない:5件、その他:20件




わたしたちにできること


①小学校への要望書提出
小学校に「受け取らないで」の気持ちを直接伝える方法として要望書提出があります。フォーラム当日はアプローチ方法を共有しました。
生活クラブ虹の街では小学校への要請活動として要望書提出を呼び掛けています。お子さん・お孫さんの通う小学校や卒業した小学校、ご近所の小学校など、ぜひ声を届けてください。



②ゲノム編集トマト苗を小学校へ配布する計画に対し、公正な判断を千葉県に求める署名活動(10/21〆切)
小学校でゲノム編集トマトの苗を育てる指導があれば、遺伝子を人為的に操作したものであっても子どもたちは疑うことなく育て、食することが予想されます。また、ゲノム編集トマトを栽培することで、周辺で交雑が進み、環境にも影響を与えかねません。
生活クラブ虹の街では、これらを危惧し千葉県に対して、県民や自治体から本件に関して問い合わせ等があった場合に、選択の余地がない小学生が無意識にゲノム編集トマトを育て食べることにならないよう、リスクを踏まえた公正な判断を求める活動を展開します。


10/21〆切となりました。


フォーラム参加者からは、「ゲノム編集されたものが、安全性や危険性がわからない状況で環境に広まっていくことは、非常に危険で恐ろしいという事がわかりました。」「ゲノム編集されたものが、知らず知らずのうちに入り込んでいる・・・・。恐ろしいですね!」「ゲノム編集したトマトなど子どもや孫たちに食べて欲しくない!未来ある子どもや孫たちを大切にしたいと強く思いました。」など多くの感想が寄せられました。


環境保護活動家として世界的に有名なインドのバンダナ・シバさんからのビデオメッセージを講演前に上映しました。「ゲノム編集トマトの苗の配布は中止すべきです。私は、遺伝子組み換え作物が日本人の食卓や農場に入るのを防ぐために活動している生活クラブを全面的に支持します」と力強い励ましのメッセージでした。

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