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【遺伝子組み換え(GM)連続講座第2弾「気づかないうちに遺伝子組み換え食品を食べているってホント?

 12/8(金)生活クラブ虹の街消費委員会主催で【遺伝子組み換え(GM)連続講座第2弾「気づかないうちに遺伝 子組み換え食品を食べているってホント?  」】を茜浜ホールで開催しました。
 
 
今年の9月から、始まった新たな加工食品の原料原産地表示制度のこと、食品表示だけでは気づかない遺伝子組み換え食品の学習をしました。
 
 
講師はNPO法人コミュニティスクール・まちデザイン理事長で食育プロデューサーの近藤惠津子さん
 
 加工食品の原料原産地表示は2017年9月1日に新ルールがスタートしました(但し、猶予期間が5年)。これにより表示の対象が国内で製造または加工されたすべての加工食品(輸入品を除く)になりましたが、内容をみてみると消費者が知りたいことが表示されるようになったかと言えばちょっと疑問です。
例えば、対象原材料が加工食品の表示。原材料名には「中間加工原材料の製造地を表示」としているので、パスタの原材料名は「小麦粉」と書かれ「小麦粉」はどこ国の「小麦」なのかその表示からは読み取れません。

 

 遺伝子組み換え食品は、原材料に遺伝子組み換えのものがあったとしても加工後結果的に製品で確認できなければ表示はされません。
 
 
 
例えばお豆腐
原材料の大豆は遺伝子組み換え使用の場合は表示する義務があります。
①大豆(遺伝子組み換えでない)、凝固剤(塩化マグネシウム)…
②大豆、凝固剤(塩化マグネシウム)の2パターンの表示のものがあった場合、
②の大豆は表示がないから遺伝子組み換えではないのですが、①のような表示もある中で「遺伝子組み換えでない」と書かれていない②の解釈は分かれるのではないでしょうか。
実にわかりにくいです。

 

 表示をみて分からなければ、遺伝子組み換えのものが入っているかどうかの判断も難しいですさらに混入率5%まで許容し、外食や飼料の表示も設定されていない…となれば、義務品目以外のところで遺伝子組み換え作物が使われているかもしれず、「気づかないうち に食べている?」って、それは本当です。
生活クラブのカタログや 消費材のラベルには組合員が知りたい情報が表示されています会場には市販品と生活クラブの消費材の表示の比較展示コーナーも沢山の方が興味深く見ていました。
 
 
消費者の権利としての食品表示どんな表示を求めていけばいいのか学ぶ機会となりました。講演会の詳しい内容はコルザ2月号に掲載されます。お楽しみに。    
 
 

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