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11/12 生活クラブ連合会検査室を見学してきました!NO.2

品質管理部品質管理課課長の沼尾さんによる学習では、
放射性物質は同じ原子番号でも中性子数が異なると、
安定しているものと、不安定なものに分かれることの説明を受け、
例えばセシウムの137は安定な原子核に戻ろうとする、
これが崩壊とのことですが、いつ崩壊するかわからず
化学分析によって測定することができないそうです。
 
検査結果で不検出と表示されていると安心するとは思いますが、
検査している団体の検出下限目標が重要とのこと。
例えば政府の場合、基準値の1/4ということになっていて、
牛乳の場合12.5Bq/kgで不検出です。
生活クラブは1Bq/kgです。
検出下限は長い時間測定すれば小さくなります。
連合会検査室は食品放射能検査の他、微生物、遺伝子組み換え(トウモロコシ)、
残留農薬も検査して、しっかりとした設備で緊張感に包まれていましたが、
壁に子どもの描いた絵が貼られていて、ほんわかしました。

一年間で検査にかかる費用は4000万円、検査機は6号機だと1200万、
原発事故が無ければこのように膨大な時間、労力、費用をかけて
検査する事は無かったと思います。訴えても補償されない現実…
人や土地、故郷を失ってしまう原発事故2度と繰り返してほしくないですね。
食品の測定を続けていかなければならないことは悲しいことではありますが、
そのこと自体が脱原発を目指す活動の一環であると思いました。
松戸ブロック環境フォーラム・運営委員会
 

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